● 難易度…ファミリー向き
● 散策期間…5月~降雪まで
● 全長…約7km(松沢~松沢口~沓掛~千国宿~大別当~郷土館)
● 所要時間 … 南側出発地点より約3時間20分 / 北側出発地点より約3時間50分
5月の塩の道祭りで歩く人気コース。
道沿いには百体観音、牛方宿、親坂、牛つなぎ石、千国番所跡など、往時の面影を偲ばせてくれる。
北アルプスの絶景も素晴らしい。
高低図
松沢口からのスタートがおすすめ。ずっとゆるい下り坂。
逆コースは上り坂でやや健脚コースになります。
アクセス
名所旧跡
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百体観音
西国、秩父、坂東の百番霊場に合わせた観音像が、白馬三山を望んで立ち並ぶ。(村指定文化財)
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百体観音~牛方宿
この辺り、牛方宿から百体観音までは、なだらかな高原の道。
雄大な北アルプスの白馬三山も望める。
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長野県宝 旧千國家住宅
牛は土間、牛方は牛の姿が見える二階にと、一つ屋根の下に寝泊まりして旅の疲れをいやした。
(通称・牛方宿)
千国街道に現存する唯一の牛方宿で、県宝に指定されている。
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弘法の清水
牛や牛方が咽をうるおした冷水が湧き出している。
弘法大師像もある。(村指定文化財)
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錦岩
雨にぬれると、ことさら石の色が赤く変わる。
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牛つなぎ石
巨石に牛の手綱を結ぶ穴をあけてある。
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親坂石仏群
親坂のあたりは、坂道で難所だったところ。重荷を背負った牛が歩きやすいようにと、敷かれた石が残っている。
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千国の庄史料館・千国番所
この地にあった民家を移築した史料館にはいろりや居間が保存されている。
その隣りに復元された千国番所は、運上塩(通行税)の徴収、塩などの荷物や人改めの監視場所であった。松本藩の口留番所として、明治の初めまで機能を果たしてきた様子が再現されている。
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千国諏訪神社
毎年9月中旬には奇祭とされる「ささら祭り」も奉納される。
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三十三番観音
曹洞宗の寺・源長寺(げんちょうじ)の参道入口に、この地方で珍しい西国三十三所観音が並んでいる。
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塩の道水車
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鐘馗様
疫病神を追い払うという。
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小谷村郷土館
カヤぶき入母屋造りの郷土館は小谷の歴史と民俗を紹介。とりわけ千国街道にまつわる資料が多く、塩のはかり、背負子、珍しい牛のワラジやツメ切りなどを展示。
また平成6年、小谷村土沢(つんざわ)の岩盤から発見された恐竜足跡化石も見られる。